3Gサービスの終了やスマホの機能向上により、現在ではスマホを使うシニア世代が増えています。
最近のスマホは画面が大きくLINEも使えるため、家族だけでなく遠距離の孫や友人とも気軽にコミュニケーションがとれて楽しみが増えるでしょう。
- 1位:らくらくスマートフォン F-53E
- 2位:BASIO active3
- 3位:シンプルスマホ7
- 4位:arrows We2 Plus
- 5位:Galaxy A25 5G
- 6位:AQUOS wish4
- 7位:Xperia Ace III
この記事では、シニア向けスマホのおすすめ7選と選び方やメリットデメリットを詳しく解説するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
高齢者・シニア向けの簡単スマホとは
高齢者・シニア向けのスマホは、大きな画面で操作しやすく文字サイズ・ホーム画面を変更して使いやすいようにできるスマホのことです。
各キャリアでの3Gサービスの終了に伴いシニア世代にもスマホが普及し、現在では携帯電話を持つシニア世代の約9割以上がスマホを使用するようになりました。
- KDDI:2022年3月末(既に終了)
- ソフトバンク:2024年4月15日終了(石川県は7月31日まで)
- NTTドコモ:2026年3月
シニア向けスマホは使い方が簡単ですし、シニア向けに工夫された機能を多く搭載していて安心です。
スマホによっては迷惑電話対策など防犯機能が充実しているものや、サポート体制の整ったスマホも販売されています。
スマホへの買い替えを考えている方やご家族へのプレゼントとして検討しているなら、これからご紹介するシニア向けスマホの選び方を参考にしてみてください。
高齢者・シニア向けスマホの選び方
まずは高齢者・シニア向けスマホの選び方を5つのポイントに分けて解説していきます。
プレゼントする場合は、実際に使う方の希望を聞きつつシニア向けスマホを選びましょう。
画面が見やすく使いやすいかどうか
シニア向けスマホではホーム画面をわかりやすいかんたんモードに変更でき、文字サイズも好みの大きさに設定できます。
どこを押せばいいのかわからなくなった時のために、物理的ボタンがあるスマホを選べば安心して利用できるでしょう。
画面の鮮やかさや文字の読みやすさを調節する機能も、高齢者にとってはあると嬉しい機能です。
防犯機能が充実しているか
スマホを利用していると、シニアを狙ったネット詐欺や迷惑電話がかかってくる可能性あります。
もしスマホに迷惑電話対策機能やネット詐欺などを検知する機能がついていれば、被害に遭う確率を下げられるでしょう。
また、災害時の緊急速報メール・避難指示メールの受け取りや安否確認にも活用できます。
家族との連絡は取りやすいか
最近では、LINEやビデオ通話で離れた家族や孫との会話を楽しむシニア世代が増えています。
撮影した写真をすぐ送れたり顔を直接見ながら話ができると、コミュニケーションが増えてスマホの利用が楽しくなりますし、家族は安否が確認できて安心です。
通話メインの利用なら、ワンタッチで電話ができる「よく使う連絡先」をホーム画面に設定しておけば連絡がとりやすくなります。
サポート体制が整っているか
シニア向けスマホの中でも、機種専用のサポート体制のあるものが人気です。
ボタンを押すだけでサポートへ連絡でき、スマホの遠隔操作で使い方を教えてもらえるので自宅から出ることなく問題が解決できます。
説明に慣れていないご家族が言葉だけで操作を説明するのはかなり難しいため、初めてのスマホはサポート体制の充実したシニア向けスマホを選びましょう。
端末や料金プランを維持しやすいか
各キャリアではシニア向け料金プランを提供していますが、端末代金や料金プランが高いと維持するのが大変です。
端末の分割代金を合わせても月額料金が上がりすぎないよう、予めシミュレーションしておきましょう。
他社からの乗りかえで端末を購入するとキャンペーンを利用できて割引額が高いため、端末購入を検討している場合はキャリアの乗りかえも視野に入れるのがおすすめです。
高齢者・シニア向けスマホおすすめ7選
ここからは、高齢者・シニア向けスマホのおすすめ7選をご紹介していきます。
- 1位:らくらくスマートフォン F-53E
- 2位:BASIO active3
- 3位:シンプルスマホ7
- 4位:arrows We2 Plus
- 5位:Galaxy A25 5G
- 6位:AQUOS wish4
- 7位:Xperia Ace III
サブブランドや格安SIMでも購入できるスマホもありますが、サポート体制を考えて実店舗の多いドコモ・au・ソフトバンクでの購入がおすすめです。
1位:らくらくスマートフォン F-53E
画像引用元:ドコモ
らくらくスマートフォン F-53Eの評価 | |
---|---|
カメラ性能 | 4.5 |
処理性能 | 3.5 |
画面性能 | 5.0 |
バッテリー性能 | 4.0 |
コストパフォーマンス | 3.5 |
らくらくスマートフォン F-53Eのスペック | |
---|---|
発売日 | 2025年1月30日 |
画面サイズ | 5.4インチ |
本体サイズ | 幅:71mm 高さ:151mm 厚さ:9.3mm |
重さ | 173g |
アウトカメラ | 5,030万画素 800万画素 |
インカメラ | 1,610万画素 |
バッテリー | 4,000mAh |
RAM | 4GB |
ROM | 128GB |
CPU | Snapdragon 6 Gen 3 |
認証 | 指紋認証/顔認証 |
防水・防塵性能 | IPX5 / IPX8 |
カラー | ピンク ゴールド ネイビー |
- らくらくタッチで押し間違い防止
- 通話時の声や音声を聞きやすく調整可能
- 丸洗い、アルコール除菌可能
- 価格が高め
- 使い方が独特で教えにくい
- カメラ性能が低め
らくらくスマートフォン F-53Eは、ドコモで販売されているシニア向けスマホです。
ホーム画面は、以前から利用されているらくらくスマートフォンならではの「標準ホーム」と、一般的なスマホに近い「シンプルホーム」の2種類から使いやすい画面を選択できます。
また相手の声の速度を落とす、周囲の環境に応じて通話音質を自動調整するなど、うれしい機能が備わっています。
さらにスマホを水に落としても防水・防塵機能がしっかりしていますし、汚れたらハンドソープで洗えるので、綺麗な状態で使い続けられるスマホです。
キャリア | 価格 | 割引適用時 | 購入 |
---|---|---|---|
ドコモ | 51,480円 | 42,240円 | 公式サイト |
2位:BASIO active3
画像引用元:au
BASIO active3の評価 | |
---|---|
カメラ性能 | 3.5 |
処理性能 | 3.5 |
画面性能 | 4.5 |
バッテリー性能 | 4.0 |
コストパフォーマンス | 4.0 |
BASIO active3のスペック | |
---|---|
発売日 | 2025年4月18日 |
画面サイズ | 6.1インチ |
本体サイズ | 幅:73mm 高さ:162mm 厚さ:9.3mm |
重さ | 188g |
アウトカメラ | 広角:5,000万画素 マクロ:200万画素 |
インカメラ | 800万画素 |
バッテリー | 4,500mAh |
RAM | 4GB |
ROM | 64GB |
CPU | MediaTek Dimensity 6300 |
認証 | 指紋認証/顔認証 |
防水・防塵性能 | IPX8 / IP6X |
カラー | レッド ブルー シルバー |
- 3つの物理ボタン搭載で使いやすい
- 迷惑電話対策が充実している
- マイナンバーカードに対応
- スペックが低めでゲームを遊ぶには不向き
- 記憶容量は小さめ
BASIO active3はau・UQモバイルで販売されているシニア向けスマホです。
ディスプレイは6.1インチと大きく、3つの物理ボタンが設置されているので分かりやすく、ホーム画面にはよく使う連絡先を登録できます。
また、迷惑電話対策が充実しているのもBASIO active3のおすすめポイントです。

さらに、歩数計を搭載しており、歩数を自動で毎日をメール送信できる機能もあるため、離れて生活するご家族からのプレゼントとして選ばれることも多いです。
シニア向けスマホとして必要な機能はすべて搭載しており、安心して使えるスマホです。
キャリア | 価格 | 割引適用時 | 購入 |
---|---|---|---|
au | 46,800円 | 39,700円 | 公式サイト |
UQモバイル | 46,800円 | 39,700円 | 公式サイト |
3位:シンプルスマホ7
画像引用元:ソフトバンク
シンプルスマホ7の評価 | |
---|---|
カメラ性能 | 3.0 |
処理性能 | 3.0 |
画面性能 | 3.5 |
バッテリー性能 | 3.5 |
コストパフォーマンス | 3.5 |
シンプルスマホ7のスペック | |
---|---|
発売日 | 2024年7月5日 |
画面サイズ | 5.7インチ |
本体サイズ | 幅:71mm 高さ:158mm 厚さ:9.4mm |
重さ | 174g |
アウトカメラ | メイン:5,030万画素 |
インカメラ | 800万画素 |
バッテリー | 4,000mAh |
RAM | 4GB |
ROM | 64GB |
CPU | Snapdragon® 695 5G |
認証 | 指紋認証/顔認証 |
防水・防塵性能 | IPX5 / IPX8・IP6X |
カラー | シャンパンゴールド スペースブルー ワインレッド |
- 3つの物理ボタン搭載
- 押すだけサポート機能あり
- 大音量の緊急ブザー搭載
- カメラ性能はそれなり
- 価格は高め
シンプルスマホ7は、ソフトバンクで販売されているシニア向けスマホです。
3つの物理ボタンと画面内によく使う連絡先の登録ができるので、ガラケーと同じような使い方が可能です。
押すだけサポート機能を利用すれば簡単に初期設定に戻せるほか、サポート窓口に通話無料で電話できます。
万が一体調不良や危険な状態になった場合に助けを呼べる大音量の緊急ブザーも搭載しています。
キャリア | 価格 | 割引適用時 | 購入 |
---|---|---|---|
ソフトバンク | 59,760円 | 14,880円 | 公式サイト |
4位:arrows We2 Plus
画像引用元:au
arrows We2 Plusの評価 | |
---|---|
カメラ性能 | 3.5 |
処理性能 | 3.5 |
画面性能 | 3.5 |
バッテリー性能 | 4.0 |
コストパフォーマンス | 4.0 |
arrows We2 Plusのスペック | |
---|---|
発売日 | 2024年8月9日 |
画面サイズ | 6.6インチ |
本体サイズ | 幅:75mm 高さ:162mm 厚さ:8.5mm |
重さ | 182g |
アウトカメラ | 広角:5,010万画 超広角:800万画素 |
インカメラ | 1,610万画素 |
バッテリー | 5,000mAh |
RAM | 8GB |
ROM | 256GB |
CPU | Qualcomm® Snapdradon™ 7s gen 2 |
認証 | 指紋認証/顔認証 |
防水・防塵性能 | IPX5 / IPX8(防水)、IP6X(防塵) |
カラー | スレートグレイ シャンパンシルバー |
- かんたんホームに変更可能
- 緊急時ブザー
- 迷惑電話や還付金詐欺の対策機能
- 横幅が少し大きめ
- スペックは低め
arrows Weはドコモ・楽天モバイルで販売されているスマホで、かんたんモードを利用すればシニア向けスマホとして利用可能です。
フィッシング詐欺警告機能・迷惑電話対策・還付金詐欺対策済みの全国防犯協会連合会認定モデルで、緊急時ブザーも搭載しています。
バッテリーは4,000mAhと大き目で、汚れたらスマホをまる洗い&アルコール除菌もできますし、衝撃にも強いスマホです。
キャリア | 価格 | 割引適用時 | 購入 |
---|---|---|---|
ドコモ | 62,150円 | 41,030円 | 公式サイト |
楽天モバイル | 49,900円 | - | 公式サイト |
5位:Galaxy A25 5G
画像引用元:au
Galaxy A25 5Gの評価 | |
---|---|
カメラ性能 | 3.5 |
処理性能 | 4.0 |
画面性能 | 4.0 |
バッテリー性能 | 4.0 |
コストパフォーマンス | 4.5 |
Galaxy A25 5Gのスペック | |
---|---|
発売日 | 2025年2月27日 |
画面サイズ | 6.7インチ |
本体サイズ | 幅:77.7mm 高さ:167.7mm 厚さ:8.58mm |
重さ | 210g |
アウトカメラ | 広角:5,000万画素 マクロ:200万画素 |
インカメラ | 500万画素 |
バッテリー | 5,000mAh |
RAM | 4GB |
ROM | 64GB |
CPU | MediaTek Dimensity 6100+ |
認証 | 指紋認証/顔認証 |
防水・防塵性能 | 防水:IPX5/IPX8 防塵:IP6X |
カラー | ライトブルー ブルー ブラック |
- かんたんモードに変更可能
- ボタンひとつで使い方相談ができる
- カメラの性能が高い
- ワイヤレス充電に非対応
- 海外版よりも低スペック
Galaxy A25 5Gは、ドコモ・auで販売されているスマホですがかんたんモードに設定してシニア向けスマホとしても利用可能です。
使い方に困った時はボタンひとつでサポートセンターに電話がかけられる「使い方相談」機能がついています。
安心・安全のための便利機能として、端末リモート追跡、もしもの際に役立つ「SOSメッセージを送信」、特殊詐欺対策になる通話自動録音機能があります。
キャリア | 価格 | 割引適用時 | 購入 |
---|---|---|---|
ドコモ | 22,000円 | - | 公式サイト |
au | 22,001円 | 16,547円 | 公式サイト |
ソフトバンク | 21,984円 | - | 公式サイト |
ワイモバイル | 21,984円 | - | 公式サイト |
UQモバイル | 22,001円 | 16,547円 | 公式サイト |
6位:AQUOS wish4
画像引用元:ソフトバンク
AQUOS wish4の評価 | |
---|---|
カメラ性能 | 3.0 |
処理性能 | 3.5 |
画面性能 | 3.5 |
バッテリー性能 | 4.0 |
コストパフォーマンス | 4.5 |
AQUOS wish4のスペック | |
---|---|
発売日 | 2024年7月4日 |
画面サイズ | 6.6インチ |
本体サイズ | 幅:76mm 高さ:167mm 厚さ:8.8mm |
重さ | 190g |
アウトカメラ | 広角:5,010万画素 |
インカメラ | 800万画素 |
バッテリー | 5,000mAh |
RAM | 4GB |
ROM | 64GB |
CPU | MediaTek Dimensity 700 |
認証 | 指紋認証/顔認証 |
防水・防塵性能 | IPX5・IPX8 / IP6X |
カラー | ブラック ホワイト ブルー ピンク |
- かんたんモードに設定できる
- おサイフケータイに対応
- アルコール除菌できて衝撃にも強い
- シニア向けの機能は少ない
- 横幅は少し大きめ
AQUOS wish4はドコモ・ソフトバンクで販売されているスマホで、かんたんモードを利用すればシニア向けスマホとして利用可能です。
おサイフケータイ対応でシニア向けの機能は少ないため、かんたんモードのホーム画面が使えれば大丈夫なシニアにおすすめのスマホです。
横幅は少し大きめの76mmですから、特に女性は店頭で実機を手に持って確認することをおすすめします。
キャリア | 価格 | 割引適用時 | 購入 |
---|---|---|---|
ドコモ | 22,000円 | - | 公式サイト |
楽天モバイル | 31,900円 | - | 公式サイト |
ワイモバイル | 21,996円 | - | 公式サイト |
7位:Xperia Ace III
画像引用元:ドコモ
Xperia Ace IIIの評価 | |
---|---|
カメラ性能 | 3.0 |
処理性能 | 3.0 |
画面性能 | 3.5 |
バッテリー性能 | 4.0 |
コストパフォーマンス | 4.0 |
Xperia Ace IIIのスペック | |
---|---|
発売日 | 2022年6月10日 |
画面サイズ | 5.5インチ |
本体サイズ | 幅:69mm 高さ:140mm 厚さ:8.9mm |
重さ | 162g |
アウトカメラ | 広角:1,300万画素 |
インカメラ | 500万画素 |
バッテリー | 4,500mAh |
RAM | 4GB |
ROM | 64GB |
CPU | Snapdragon 480 5G |
認証 | 指紋認証 |
防水・防塵性能 | IPX5/IPX8・IP6X |
カラー | ブラック(ドコモ/ワイモバイル) ブリックオレンジ(ドコモ/ワイモバイル) グレー(ドコモ/au) ブルー(au/ワイモバイル) |
- かんたんホームに変更可能
- バッテリー持ちがいい
- おサイフケータイにも対応
- 指紋認証の精度が悪い
- 5.5インチで画面は小さめ
Xperia Ace IIIはドコモ・auで販売されているスマホで、かんたんモードに設定すればシニア向けスマホとして利用可能です。
4,500mAhでバッテリー持ちがよくおサイフケータイにも対応しているため、シニア向けスマホでは物足りない方にぴったりです。
キャリア | 価格 | 割引適用時 | 購入 |
---|---|---|---|
ドコモ | - | - | 公式サイト |
au | - | - | 公式サイト |
ワイモバイル | - | - | 公式サイト |
UQモバイル | - | - | 公式サイト |
老人・お年寄り向けスマホのメリット
ここからは、老人・お年寄り向けスマホを持つメリットを3つに分けてご紹介します。
慣れないスマホは使いたがらないシニア世代も多いですが、メリットをよく理解すればチャレンジしてみようという気持ちになりますよ。
画面が大きいので見やすい
スマホの画面は文字や画像を拡大できるため、小さすぎて読めないということはほぼありません。
画面のコントラストの自動調節や読みやすいフォントの設定、虫メガネ機能で拡大表示できるスマホも発売されています。

家族との連絡が取りやすい
スマホでは、通話以外にもLINEなどを利用して手軽に家族や友人とコミュニケーションがとれるようになります。
これまで通話メインで利用していた方でも、スマホ変更後は遠距離の親族とメッセージや写真のやりとりをするようになったという話はよくあります。
機種によっては毎日健康状態を通知するメール機能を搭載しているものもあるため、離れて暮らす家族に安心を届けることもできるでしょう。
生活に必要な情報をすぐに得られる
スマホには便利なアプリや機能を搭載しており、お住まいの地域の天気予報が確認できたり、地図アプリをナビとして利用することもできます。
シニア向けに特におすすめなのは、健康アプリによる歩数・や運動量の管理や、迷惑電話対策などで詐欺被害を未然に防ぐ機能です。
また、シンプルに緊急ブザーで助けを呼ぶことができたり、GPSを利用して居場所を知らせることも可能です。
老人・お年寄り向けスマホのデメリット
続いては、老人・お年寄り向けスマホを持つデメリットを3つご紹介します。
スマホにはデメリットもありますが、しっかり初期設定や対策を行えば安心して利用可能です。
操作が難しい
これまでガラケーを使っていた方がスマホに変更した場合、操作に慣れるまでは「操作が難しい」「思い通りに使えない」と感じるかもしれません。
しかし、タップ操作に慣れてしまえば便利で楽しい機能も多いので「もっと早く移行すればよかった!」と思うでしょう。
挫折せずにスマホを使うためには、サポート体制が充実した機種や物理ボタン付きなどの安心できるシニア向けスマホを選ぶのがおすすめです。
セキュリティ面のリスク
インターネットの利用経験が少ない世代の方は、セキュリティに関する知識が少なく危険サイトへアクセスしてしまうなどセキュリティ面でのリスクもあります。
ネットサーフィン中に表示された広告をクリックし危険なウィルスをダウンロードしてしまったり、個人情報を抜き取られてしまう危険性もあるでしょう。
できるだけ迷惑メール対策や詐欺電話対策のついているスマホを選び、IDやパスワードが他人に知られないよう管理を徹底しましょう。
高額請求のリスク
高齢者の中には、よくわからないメッセージが表示されたがそのまま放置・削除、あるいはタップしてしまう方も多いです。
その結果、知らない間に何らかの有料サービスを契約しており、高額請求が届くケースもあります。
シニア向けスマホならフィッシング詐欺警告機能のある機種を選び、気になることがあれば知識のある人にすぐ相談しましょう。
シニア向けスマホでよくある質問
最後に、シニア向けスマホでよくある質問に回答していきます。
気になる項目がある方は、ぜひこちらもチェックしてみてください。
50代におすすめのスマホは?
見た目は普通のスマホですが、かんたんモードや使い方相談機能などのシニア向け機能を多数搭載しているため安心して使えます。
60代におすすめのスマホは?
3つの物理ボタンを搭載していて直感的に使いやすいほか、迷惑電話対策が充実しているので安心して使うことができます。
70代におすすめのスマホは?
フロントには3つの物理ボタン搭載で直感的に使いやすい他、ブザー機能搭載で身の危険を回りに知らせることができます。
高齢者・シニア向けスマホでスマホデビューが簡単
シニア向けスマホの多くは、お年寄りの方に寄り添った使いやすい設計となっています。
- 1位:らくらくスマートフォン F-53E
- 2位:BASIO active3
- 3位:シンプルスマホ7
- 4位:arrows We2 Plus
- 5位:Galaxy A25 5G
- 6位:AQUOS wish4
- 7位:Xperia Ace III
特にご紹介した7機種はシニア向け機能やかんたんホームに切り替えられるため、どれを選んでも満足できるでしょう。
ガラケーからスマホに乗り換えたいお年寄りの方や、両親にスマホを持ってもらいたい方は、ぜひシニア向けスマホを選んでみてください。