au Certified(au認定リユース品)は、au独自の基準を満たした中古スマホです。
厳しい検査基準をクリアしているため、中古でも品質が良く、キャリア独自の保証や補償サービスを受けられるのが大きな特徴です。

本記事では、au Certifiedのメリットやデメリットを解説していきます。
au Certifiedで型落ちスマホの購入がお得なのか、ぜひ参考にしてください。
- iPhone14シリーズ(Plus/Pro/Pro Max)
- iPhone13シリーズ(mini/Pro/Pro Max)
- iPhone12 / iPhone 12 mini
- iPhone11 / iPhone 11 Pro
- iPhone SE(第3世代)
- iPhone SE(第2世代)
au Certified(認定中古品)とはau公式販売の「高品質リユース品」

画像引用元:au Certified(認定中古品) | 製品 | au
au Certified(認定中古品)は、auが下取りなどで回収したスマートフォンをリユース品として再販するサービスです。
独自の厳しい基準をクリアした端末のみを販売しているので、キャリアの品質保証がある中古スマホとして人気があります。
昨今、スマートフォンの価格高騰が続いていますが、au Certifiedを活用すれば、高性能なモデルを1〜2世代前の型落ちというだけで、新品よりも圧倒的に安く手に入れることができます。
まずは、au Certifiedの概要について確認しておきましょう。
品質の基準とランク
au Certifiedでは、専門業者による詳細なチェックとデータ消去が行われています。
単に初期化するだけでなく、専用ソフトを用いて以前の利用者のデータが復元できないよう完全に消去されているため、プライバシー面でも安心です。
端末の状態に合わせて以下の2つのランクが用意されています。
- au Certified Premium:液晶や外装に目立つ傷がなく、状態が良い最高品質
- au Certified Standard:細かな傷や汚れがあるものの、動作には問題がない通常品
電池残量が80%以上のバッテリーのみを対象としているため、「購入してすぐにバッテリー交換が必要になる」という心配もありません。
一般の中古市場ではバッテリー状態が不明なことも多いですが、auが保証している点は大きな強みです。
購入できる場所(auオンラインショップ/UQモバイルなど)
au Certifiedは、主にオンラインショップで購入可能です。
au Online Shopでは、24時間いつでも在庫状況を確認しながら手続きができます。
最短2~4日には手元に届くスピード感も魅力です。
なお、UQモバイルのオンラインショップでもau Certifiedの取り扱いがあります。
UQモバイルへ乗り換え(MNP)をするタイミングで、安価な中古iPhoneをセット購入したいという方にはうれしいですね。
au Certifiedのメリット

au Certifiedのメリットは以下の通りです。
メリットを確認し、au Certifiedで購入するべきなのか検討しましょう。
質の高いスマホが購入できる
au Certifiedは、専門家による厳しい検品を通過し、一定の品質を満たした個体のみが選別されています。
一般的な中古ショップでは、検品基準が店舗ごとにバラバラであったり、見た目重視で内部の劣化が見落とされているケースも少なくありません。
しかし、au Certifiedは内部基板や各センサーの動作、タッチパネルの反応まで詳細にチェックされています。
そのため、中古でも故障リスクが低いのが特徴です。キャリアが品質を担保しているという安心感は、個人間取引やオークションサイトにはない最大の付加価値と言えるでしょう。
補償サービス(故障紛失サポート)に加入可能
一般の中古ショップとの最大の違いは、有料補償の「故障紛失サポート」に加入できる点です。
通常、中古で購入したスマホはメーカー保証が切れていることが多く、修理が必要になった場合は高額な費用が発生します。
しかし、au Certifiedなら購入と同時にサポートに加入することで、万が一の故障や紛失、水濡れの際にも、少ない負担金で交換用携帯電話機を提供してもらえるため、中古スマホでも長く安心して使えます。
また、盗難や紛失などの際にも電話一本で対応してもらえるため、「中古だから使い捨て」ではなく「中古でもしっかり守る」という運用が可能です。
分割払いができる
新品の最新機種を購入する際と同様に、機種代金を分割で支払うことができます。
中古スマホを一括で購入する場合、数万円の支出が一度に発生しますが、分割払いなら月々の通信料金と一緒に支払えるため、最新に近いモデルも一括払いの負担を抑えて購入可能です。
支払い回数も24回や36回、あるいは48回などから選べるケースが多く、家計への負担を最小限に抑えつつ、欲しかったiPhoneを手に入れるチャンスが広がります。
クレジットカードの枠を圧迫したくない方にもおすすめです。
30日間の無償交換保証がある
購入した端末に動作不良などの初期不良があった場合、商品到着日から30日間は無償で交換が受けられます。
中古品に対して「届いてすぐに壊れたらどうしよう」「画面が反応しなくなったら無駄になる」という不安を感じる方は多いですが、この30日間保証があることで、その心配は解消されます。
商品が届いたらまずは一通り動作を確認し、不備があれば速やかに交換を申し出ることが可能です。
au Certifiedのデメリット・注意点

au Certifiedのデメリットや注意点もまとめました。
メリットとデメリットを比べて、ご自身に合ったサービスなのか確かめましょう。
付属品(箱・ケーブル等)が同梱されない
au Certifiedの商品は、スマートフォン本体のみの販売となります。
新品購入時にはセットになっている外箱、USBケーブル、ACアダプタ、イヤホン、SIMピンなどは一切付属しません。
これらは全てリユース品としてコストを抑えるための仕様です。
そのため、以前使用していたスマホの充電器を使い回すか、持っていない場合は別途購入しておく必要があります。
特に最新のiPhoneは端子がUSB-Cに変わっていることもあるため、手持ちのケーブルが適合するか事前に確認しておきましょう。
Android端末のラインナップが少ない
au Certifiedで取り扱われている機種の中心は、圧倒的にiPhoneシリーズです。
iPhoneは中古市場での流動性が高く、下取り数も多いため在庫が安定していますが、Android端末については人気モデル(XperiaやGalaxyなど)であっても種類がかなり限られています。
自分の欲しい特定のAndroid端末が、タイミングよくau Certifiedとして販売されている確率は高くありません。
Android派の方は在庫状況をこまめにチェックし、見つけた時に即決するか、別のリユースショップを併用して探す必要があるでしょう。
バッテリー最大容量は100%ではない
au Certifiedのバッテリー残量は「80%以上」が基準となっています。
これは、日常的な使用には支障がないレベルとされていますが、新品の100%の状態と比較すれば、当然ながら駆動時間は短くなります。
特に「Standard」ランクの個体で80%前半だった場合、動画視聴やゲームを頻繁に行うユーザーであれば、夕方頃には電池残量が心許なくなる可能性もあります。
もし「新品同様の電池持ち」を絶対条件とするならば、認定中古品ではなく、新品を購入するか、購入後に別途有償でバッテリー交換を行うといった工夫が必要です。
auで取扱中の中古iPhone一覧

画像引用元:iPhone14 │ au
au Certifiedで取り扱われているiPhoneシリーズは以下の通りです。
在庫状況は日々変動しますが、常に1〜3世代前の人気モデルが中心となっています。
- iPhone14シリーズ(Plus/Pro/Pro Max)
- iPhone13シリーズ(mini/Pro/Pro Max)
- iPhone12 / iPhone 12 mini
- iPhone11 / iPhone 11 Pro
- iPhone SE(第3世代)
- iPhone SE(第2世代)
現在、au Certifiedの主力はiPhone12からiPhone14です。
特にiPhone SEシリーズは「指紋認証が使いたい」「サブ機として安く持ちたい」という層に根強い人気があり、入荷してもすぐに売り切れてしまうことがあります。
また、iPhone15シリーズも今後ラインナップに加わる予定のため、新品価格が高すぎて手が出せなかったProモデルなどが狙い目です。
au Certified(認定中古品)購入に使えるキャンペーン

画像引用元:au Online Shop お得割 | キャンペーン | au
au Certifiedをよりお得に購入するために、以下のauキャンペーンの活用は必須です。
これらを利用することで、中古価格からさらに実質負担額を下げることが可能になります。
- au Online Shop お得割:新規契約や他社からの乗り換え(MNP)で機種代金が割引されるキャンペーンです。中古iPhoneも対象になることが多く、最大22,000円程度の割引が入ることもあります。
- 5G Welcome割:5G対応機種への変更や乗り換えを対象とした割引です。認定中古品の中でも5G対応のiPhone 12以降のモデルで適用される可能性があります。
- 下取りプログラム:現在使っているスマホをauに下取りに出すことで、その相当額を新しく購入するau Certifiedの代金に充当したり、Pontaポイントで還元したりできる仕組みです。
これらのキャンペーンは、au Online Shop限定で行われているものも多いため、店舗へ行く前に必ずオンラインサイトのキャンペーン特設ページを確認することをおすすめします。
特に乗り換えユーザーであれば、キャンペーンの恩恵を最大化できるため、新品を検討していた層も「認定中古品+キャンペーン」という組み合わせに乗り換えるメリットはとても大きいです。
au Certified(認定中古品)に関するよくある質問

最後にau Certifiedでよくある質問をまとめました。
疑問がある場合はこちらで確認しておきましょう。
UQモバイルやpovoユーザーでも購入できる?
一方で、povo2.0ユーザーについては、現状povoのアプリ内で直接端末販売を行っていません。
そのため、一度au Online Shopで「機種変更」の手続きを行い、その後povo2.0の契約を維持したままSIMを差し替えるといった手順や、auからの乗り換えと同時に購入するなどの工夫が必要になります。
基本的にはau系列のブランドであれば、互換性高く利用できる環境が整っています。
バッテリーが80%未満だった場合は?
万が一、商品が届いてすぐに設定画面からバッテリー状態を確認し、最大容量が80%未満と表示された場合は、30日間の無償交換保証の対象となります。
ただし、使用開始から数ヶ月が経過した後に80%を下回った場合は、通常消耗とみなされ初期不良の交換対象にはなりません。
商品が到着したその日に、必ず「設定」>「バッテリー」>「バッテリーの状態と充電」から数値を確認するようにしましょう。
SIMロックはかかっている?
そのため、au回線だけでなく、ドコモやソフトバンク、あるいは楽天モバイルや各格安SIM(MVNO)のSIMカードを差し込んでも、通信設定(APN設定)を行えばすぐに利用することが可能です。
将来的に他のキャリアへ乗り換えることになっても、そのまま端末を使い続けられるのは大きなメリットです。
クレジットカードで購入できる?
また、auの通信契約とセットで購入する場合は、月々の携帯電話料金と合算して支払う「通信料金合算支払い」や、auが提供する分割払い(割賦契約)を選択するのが一般的です。
自分に合った支払い方法を選んで、無理のない予算計画を立てましょう。
au Certifiedは安心と安さを両立した中古スマホの選択肢

画像引用元:auロゴ | au
au Certifiedは、キャリアならではの厳しい検品と充実した補償を、中古価格で手に入れられるバランスの良いサービスです。
「安く買いたいけれど、品質で妥協したくない」「万が一の時のサポートが心配」という方は、ぜひau公式のラインナップをチェックしてみてください。
タイミングが良ければ、新品同様の「Premium」ランクがお得な価格で見つかるかもしれません。キャンペーンを賢く併用して、お得に快適なスマホライフを手に入れましょう。